棚卸を行う目的とは
商品の在庫状況と、帳簿上の数値が一致していることを確認する作業が、棚卸です。
企業の経営に欠かせない棚卸ですが、どのような目的があるのか気になりますよね。
そこで今回は、棚卸を行う目的について解説します。
▼棚卸を行う目的とは?
■正確な利益を算出するため
正確な在庫状況を把握することで、売上原価・在庫評価損などを確認できます。
特に年度末の財務諸表を正確に作成するために、棚卸の在庫は正確でなければなりません。
実際の在庫数と帳簿上の数値に差があると、売上原価の計算や在庫評価などに影響するため、棚卸で正確に把握する必要があるのです。
■効率的な在庫管理をする
定期的に棚卸を実施することで在庫の数量不足や過剰だけでなく、商品の破損や紛失なども明らかにできます。
棚卸の結果を踏まえて、不要な在庫の処分や紛失防止策、在庫管理の見直しなどを検討します。
棚卸はリアルタイムで在庫状況を把握でき、ヒューマンエラーによるトラブルを未然に防ぐことにもつながるでしょう。
■経営判断の材料
棚卸の結果は、経営戦略や販売計画・顧客のニーズなどを経営するための、判断材料になります。
また企業によっては、経営の状況を把握するためにも欠かせない作業です。
▼まとめ
棚卸の目的には、正確な利益を算出する・効率的な在庫管理をする・経営判断の材料などが挙げられます。
定期的に商品の棚卸を実施することで在庫状況を把握でき、管理の見直しや経営の状態を把握することに役立つでしょう。
『東京中央梱包株式会社』では、在庫保管や製品の発送など、お客様の業務を効率化する事業を展開しております。
東京でアウトソーシングを検討されている方は、ぜひお問い合わせください。
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