QCDとは?
QCDとは、生産管理や生産マネジメントなどで使用される用語です。
幅広い分野で活用されていますが、どのような意味があるのでしょうか?
今回は、QCDについてご紹介します。
▼QCDとは?
QCDは頭文字をとった用語で、QはQualityで品質・CはCostでコスト・DはDeliveryで納期を意味します。
■品質
品質のQは、製品そのものの品質を指します。
例えばコスト低減によって利益や納期を守れても、品質が落ちてしまうケースもあります。
そうなるとお客様の満足につながらない場合もあるため、大切な要素です。
■コスト
コストのCは製品の値段ではなく、生産にかかる費用・時間を指します。
品質の向上に向けて人材の増加や設備の導入を行うと、コストも上がってしまうでしょう。
お客様からの満足と利益を得るためにも、コストの確認が必要です。
■納期
納期のDは、お客様へ製品を届けるまでの期間です。
品質良くコストを抑えながら、納期は予定通りしっかりと守る必要があります。
また納期は、製品が完成するまでの期間や製品を発送するまでの期間も含まれます。
▼QCDの重要性
QCDは互いに関連しており、独立したものではありません。
そのため、1つだけを重要視すると利益が出ない・品質が悪い・納期が守れないといったトラブルが起こります。
いずれかの項目に特化するのではなく、3つの要素を網羅して考えることが大切です。
▼まとめ
QCDは、品質・コスト・納期を意味し、3つの要素はそれぞれ関連しています。
生産をはじめとするマネジメントを行う際は、3つの要素をしっかりと考えながら取り組みましょう。
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